保育ママ

今朝の朝日新聞に、「保育ママ」の話題が掲載されていました(いま手元にその新聞がないので詳細を書けませんが…汗)。その中で、「京都市は「昼間里親」という制度で、保育ママ制度の歴史が50年以上ある」と書かれていたのが気になって、さっそくググってみると…

と、その前に、「保育ママ」の説明をさらっと。

保育所は0〜5歳(就学前児童)を対象として、施設で子どもを預かります。保育ママは、3歳未満の児童を、保育者が自宅(居宅)で預かります。京都市では1950年から「昼間里親」という名称で始まっており、先進的な取組として各地に広がりました。現在は京ベビーハウス(みやこべびーはうす)という愛称がつけられているようですね。

ここ最近の待機児童(保育所に入所申し込みをしているが、定員オーバーのため待機している=入所できない子ども)の増加にともない、保育ママに注目が集まっています。

京都市のサイトには昼間里親をされている方の一覧も載っています(が、これは個人情報としてどうなんだろう…一覧は必要だとは思うけど、難しいところ)。京都ほせんの卒業生の名前もあったりするんですよ。

きょうとグリーンファンド

小林武史、という人がいますね。
音楽プロデューサで、Mr.Childrenやサザンオールスターズなどのプロデューサとして有名です。映画音楽などでも活躍されておられ、先日公開された映画BANDAGEでは映画監督としてもデビューされました。

その小林武史さんとMr.Childrenの櫻井和寿さん、坂本龍一さんらが設立された「ap bank」という組織があります。ap bankは「環境をはじめとするさまざまなプロジェクトの支援や推進を行う非営利組織」で、様々な環境プロジェクトに対して、2009年12月現在で90件、額にして2億円以上の融資が行われているそうです。

このap bankに興味があったのでWebページを見てみたのですが、近畿地方でも5件のプロジェクトへの融資がありました。そのひとつがきょうとグリーンファンド。京都で環境に取り組むNPO法人です。
このきょうとグリーンファンドの活動で面白いのが、「おひさま発電所」というもの。京都(市内?府内?)での省エネの取り組みを寄付として集め、保育所や福祉施設に対して太陽光発電設備として寄付する、というもの。おひさま発電所はすでに12号機までが稼動していて、太陽光発電が行われているそうです。
太陽光発電は、電気代がかからないことや、石油などによる発電に頼らないことでエコなことが大きな特徴です。しかしこのおひさま発電所は、施設を利用する子ども達や保護者さんたちが環境に対して関心を持つという大きなメリットも持っており、実際に園児たちが電気のスイッチをこまめに切るようになったり、水の出しっぱなしをやめるなどという環境配慮が見られるようになったと報告されています。

「エコな道具」は、将来的にエコロジーでエコノミーですが、初期投資が大きいために、導入が難しい福祉施設も多いと思います。こういった取り組みがもっと進んで、子どものうちから環境に配慮する生活習慣を持った人が増えると、ますますエコがすすんでいくんでしょうね。

ほせんのまわり

京都ほせんの周辺の飲食店事情は、実はあまりよくないんですよ…。学食があるので、学生達はそんなに困ってはいないようですが。

徒歩圏内だと歩いて3分くらいのところにお好み焼き屋さん、5分くらい歩くと丸亀製麺があります。バイク通学の学生はもう少し遠くまで行くこともあるようです。

学食かカップ麺の自販機に頼ることも多い食事ですが、注目のお店が開店しました!昨日学生が報告に来てくれました。

屋台ラーメン まる担 おがわ

京都ほせんの前に調整池があるのですが、その向こう岸です。ウチの職員も、先日から気になっていたらしいのですが、かなり期待できそうな坦々麺屋さんです。

移動販売用に改造した軽トラックを駐車場において、その前で屋台状態で営業されてるそうで。京都で屋台といえば、20年ほど前まで改築される前の京都駅前に出ていた屋台を思い出します…(今回の店とは関係ないと思いますが)。学生からの情報によると、中華を本格的に修行された方とのこと。今のところメニューは坦々麺と炒飯くらいですが、中華なら何でもOKというウワサも。

京都市内各地で移動販売もされているようですので、もしかするとどこかで食べる機会があるかもしれませんね。僕も近々、あいさつがてら言ってみたいと思います。

地図はおがわさんのブログの12月12日のエントリが参考になるかと。

ブログのネタ元

保育士と介護福祉士を育てるトコロで毎日働いていますので、保育や介護についてのニュースに対してしっかりアンテナを張り巡らせておかないといけないです。一般の新聞やテレビは、都合が悪かったり優先順位が低かったりすると、一切扱ってくれないこともありますので…orz
例えば新聞でも、全国紙では載らなかった記事が地方の新聞には載っていたり、各紙で扱いが違ったり、なんてこともありますよね。そういうのを,読み比べるというのも面白かったりするのですが。

日ごろお世話になるGoogleが提供するサービスの一つに、「Googleニュース」があります。これはインターネット上で掲載される膨大なニュースを、まとめてたどっていけるもの。Googleですから検索窓もついていて、キーワードでニュース検索することもできます。

たとえば、いま(2010.01.19の17:00頃)Gooleニュースで「京都」を検索すると、トップには「新型インフルエンザ:大学生が死亡−−府内10人目 /京都」という毎日新聞の記事がヒットします。あわせて他社の同じ事件・事故のページへのリンクもあり、ここで扱いかたを比較することもできます。

前置きが長くなりましたが、このブログのネタを探すときに、このGoogleニュースにお世話になることがあります。「保育」や「福祉」で検索をかけるわけですが、結構たくさんのニュースがヒットするんですよね…。保育なら、待機児童を解消するための各地方自治体の取り組みや、高所得世帯の保育料の値上げなど。福祉なら、先日のケアマネ試験の話や、介護職への就職など。

ニュースとして話題にのぼる、ということは、世間の人たちに認知していただく上で重要なのですが、(悪く言えば)新聞ネタになる、ということは、いろいろと課題も多いという現状を表してもいるわけで…。結構複雑な心境です(^^;

体験学習

週末の16日は、京都ほせんの2回目の一般入試でしたねー。
受験にきてくださった皆さんおつかれさまでした。合格発表は1月20日ですので、もうしばらくお待ちくださいm(..)m

京都ほせんは、去年(今年度)の春に滋賀県の湖東中学校3年生を対象に、介護の体験学習をやらせていただきました。2クラスを解体して3つのグループを作り、3つの体験を順番に回ってもらう、という形で、生徒さんや先生方からも好評だったようで…。

この週末、その体験学習をご担当いただいた先生とお会いしました。
先生「そうそう、ご報告しなければならないことが…」
とおっしゃるので何かと思うと、
先生「体験授業に参加していた3年生が、授業をきっかけに福祉コースのある高校に進学したい、と言ってきました」
とのこと。もともと福祉系に興味を持っていた生徒さんらしいのですが、体験授業が決め手になった、ということだそうです。

本当に、やったかいがあったなぁ、と思います。「来年もお願いします、って2年生の先生方もおっしゃってますよ」ということですので、次回も楽しんで介護を体験できるネタを練ってお邪魔できればいいな、と思っています。

卒業研究提出日せまる!

先週に冬休みがあけて授業を再開したところですが、そろそろ今年度最後の授業も近づいています。そして卒業を控えた2回生にとっては、2年間の集大成ともいえる、卒業研究の提出日も間近です。

卒業研究、というと大げさな感じがするかもしれませんが(大げさなのは事実ですが笑)、京都ほせんは卒業研究も現場に密着です。特に介護福祉科は、「(実習で担当した)●●さんとのかかわりから」といったサブタイトルがよく見られ、まさに実習での経験がそのまま卒業研究になっていることも多いです。

優秀と認められた卒業研究は、今後ずっと図書室に保管され、後輩たちの参考文献として扱われます。

介護支援専門員

年が明けて、大学・短大や高校なども入試シーズン突入です。京都ほせんの入試は10月から推薦入試、11月からは一般入試も始まっていて、今週末は一般2次の試験です(出願は締め切りました)。

試験というのは、人の人生を大きく左右するものです。受験する人はそのために寝る間を惜しんで(?)努力して、合格なり高得点なりを目指します。試験をする側も、人の人生のために、真剣にならなければならないのは当然ですが、人間どうしてもミスがあるわけで…採点ミスや出題ミスも報道されることがありますね。

今日、「ケアマネ試験 採点ミスで3500人追加合格」という報道がありました。この「ケアマネジャー」、もしかするとあまりなじみがない言葉かもしれません。

正確には「介護支援専門員」という公的資格。様々な高齢者施設でケアプランをつくり、ケアマネジメントをします(なんで英語を使うかねぇ…わかりにくくなるだけだと思うんですが…)。通称「ケアマネ」で、文字で書くときは「ケアマネジャー」なんだそうです。

ケアマネになるには、試験を受けたり講習を受けたりが必要なのですが、なによりも介護現場などでの5年以上の実務経験が必要です。経験を積まないと取れないという意味で、貴重で意味のある資格といえるかもしれません。

介護の仕事をしている後輩が、数年前から「ケアマネ取るんですよ!」と言ってがんばっているようですが、もう資格取れたのかなぁ。嫁も子も父も母もいる家庭で、音楽しながら介護職でがんばってるタフなヤツなんですよ♪

赤いカブトムシ・青いザリガニ

毎週水曜日は、京都ほせんのチャペルアワーの日です。
今日の講師は学院長の岡本先生。詳細な内容は後日レポート(?)がアップされるのでそちらを読んでいただくとして…。

岡本先生は、あれこれと面白おかしくお話されるので、終始笑いながら聞いていたのですが、その中でも印象的だったのが、おこづかい稼ぎの話…。

最近でこそ、デパートやペットショップでカブトムシやクワガタムシなんかが売られていますが、岡本先生がおっしゃるには、子どもの頃、クロアゲハを採ってくると500円で売れた、とか。ほかにも、カブトムシも、真っ黒なものよりもちょっと赤みがかかっているほうが高く売れるので、お酒を飲ませて赤くした(まじで?)とか、アメリカザリガニをビー玉と一緒に水槽に入れておくと青くなる、などなど、ちょっと不思議な話をいろいろされていました。ほんまかなぁ、と思って、このザリガニの話をググってみたのですが、それらしいサイトはみつからず…。もし本当にできるのならすごいんですけどねぇ。実際にやってみてブログ記事にすれば、京都ほせんのサイトも一気にアクセスアップ!(コラ)。

…えっと、しょうもないことばっかり書いてますが、ちゃんとお話きいてましたよ(^^;
初心忘るべからず、ですよ。忘れてませんよっ。

みなさんがんばっているようで

さっき、去年の春の卒業生がきました。
「あけおめ、ことよろ」とか言いながら来たのですが、どうやら京都ほせんの保育福祉専修科で開講している虐待問題特講の聴講(科目履修かな)をしに来たようです。
「まだまだペーペーやから。がんばって勉強せんと…」と言って教室に向かいました。他にも現場で活躍中の方々も聴講に来ておられるようです。

どんな仕事でもそうですが、就職したら勉強は終わり、なんてことはありません。働く中で学んでいく(カッコよく言えばOJT?)こともありますが、仕事以外の場所で積極的に学ぶ姿勢も大事です。保育福祉専修科で開講している虐待問題や病時保育、子育て支援などは、保育の現場の方々も悩んでおられることだと聞きますので、京都ほせんが少しでも役にたてばいいな、と思います。

「がんばっている」といえば、卒業を前に一部の学生たちが、なにやら企画をしているようです…(笑)
現時点ではまだ告知できることはないんですが、詳細が決まり次第、ここでもお知らせします。

ガンバレー(^^)/~

逆走

ここ数日で、高速道路などでの逆走事故が続けて報道されています。この「逆走事故」というのは、一方通行の道路や、上下線が中央分離帯で別れている道路などを逆送し、最終的に事故を起こすというものです。普通の道路であれば、逆走しても、信号や交差点などで正しい車線に戻れるのですが、高速道路だとそうもいきませんね…。

この事故は様々な要因が指摘されています。その一つが「サービスエリア・パーキングエリア(SA・PA)の構造」です。多くのSA・PAは、道路に向かって施設が建っていますが、一部で道路に背を向けた形で施設が建っているところがあります。京都ほせんの近くだと吹田サービスエリア(上り線)がその形態です。

僕も初めて吹田SAを利用したときは、「あれっ?」と思いました。建物から出たら左方向に出口がある、と思い込んでいましたので…。仮眠をとった後だったり、運転を交代した直後だったりすると間違えてしまうかもしれないなぁ、と思ったことを覚えています。

どこかで、逆走事故は高齢者の割合が多い、という調査も読んだことがあります。最近は高齢者の自動車運転についてもよく話題になります。富山市では高齢者運転免許自主返納支援事業という取り組みも行われているそうです。富山はライトレールなどの便利な交通の整備が進んでいるのも、こういう取り組みができる背景なのでしょうね。

映画「ハルフウェイ」

岩井俊二という人がおりまして…
1990年代のバンドブームの頃に多くのPVを手がけ、その後は映画監督として多くの作品を生み出し、「岩井美学」とまで言われる美しい映像を撮られる映像作家さんです。

東京少年というバンドが好きで、そのPVを監督されていたのをきっかけに、岩井さんの映画を見るようになりました。最近は映画監督されてないなぁと思っていたら、プロデューサとしての活動が増えておられたようで。この年末年始に、その中からハルフウェイというおかしな(!)タイトルのDVDを見ました。

高校3年生の、受験と恋愛をネタにした映画です(こんなまとめ方すると軽すぎますが…)。見てまず思ったのは「まるでセカイ系だな…」だったのですが、個人的には(普通の映画から考えると)無謀なカメラワーク、編集、そしてエンディングはとても楽しめました。主演の北乃きいと岡田将生をはじめとしたアドリブの応酬もほかではなかなか見られないし、それがリアルさにもなっています。…と、まぁ、こういう「特徴」が一部では酷評されているようですが…(汗)。実際、好き嫌いは大きく分かれる作品だと思います。

なぜ京都ほせんのブログでこんな話をしているか、ですが…。
岡田くん演じる「シュウ」は早稲田大学を目指します。一方、北乃さん演じる「ヒロ」は札幌福祉大学(架空)を目指します(ここが話の大きな筋につながる)。北海道には、学校名だけですぐにわかるような福祉系の大学はないようで、架空の大学を設定したようですが、なんにしても主演のヒロは福祉系を目指しているということは間違いないかと。

過去にチェッカーズ(古っ!)や映画「スイングガールズ」が流行ると吹奏楽部にサックス希望者が殺到したように、映画やテレビなどの影響力ってすごいんですよね(去年もなにやらあったが、ここでは触れないことにしよう…)。もしこの「ハルフウェイ」がヒットして、続編なんかがテレビドラマ化さたりしたら、北乃きいが福祉を学ぶ、という場面がお茶の間に流れたかも知れない、ということなんですよ。

残念ながら、この「ハルフウェイ」はそれほどの興行成績はあげていませんし、見る人に判断を委ねたエンディング以降の続編は予定されていないようです。それでも、脚本・監督の北川悦吏子さんは「ヒロ」の設定として福祉を目指させたし、北乃さんは「ヒロ」を演じる上で「福祉を目指す18歳」を考えていたのではないかと。

設定上のちょっとした小さな部分ですが、それでも「福祉大学を目指す」という言葉が作品中に出てきたのは、正直うれしいなぁ、と思いながら2009年最後の映画を楽しみました。

Happy New Year

あけましておめでとうございます。今日から京都ほせんの2010年が始まりました。

世間では不景気だとか就職難だとか、嫌なニュースが相変わらず続いています。
いい年いい社会にするためには、一人ひとりの努力も必要ですね…。

今年もがんばっていきます。
よろしくおねがいしますm(..)m

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