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2018年07月 アーカイブ

2018年07月04日

「居場所をつくる」桜井 希先生

2018年7月4日(水)「居場所をつくる」
聖書:マルコよる福音書9章33〜37節
お話:同志社中学校・高等学校 聖書科教諭 桜井 希 先生


【学生の感想より】
 ・自分が保育者として受け入れられるためには、まず相手を受け入れ、居場所をつくることが大切だと考えました。
 ・すごく深い話でした。私は、相手の事より自分が先に考えてしまうので、してもらうことよりも与える人になりたいと思ったし、見返りを求めないという事も忘れず生きていきたいです。
 ・本日のお話を聞いて、相手のことを自分の都合の良い部分だけで見るのではなく、相手のありのままを受け入れることが、大事であり保育者に必要なものであるということがわかりました。居場所をつくるのは本当に必要なことだし、居場所があるということは本当に嬉しいものだと知っているからこそ、先生のお話には心に深く響くものがありました。

 以上、学生の感想の一部ですが、先生のお話より、単に日課をこなすのではなく、一人ひとりと向き合い、個性を尊重して丁寧に子どもたちと関わることの大切さ、子どもたちの心の拠り所にもなる保育士をめざすものとしての気づきにも繋がったのではないかと感じられました。個人的には、昔、「誰かの役に立ちたい。やり甲斐のある仕事に就きたい」と、障がい者福祉の職に就き、長く勤めましたが、仕事をしている中で利用者の生活を支援しているという傲りのある自分の居場所をつくって下さっていたのは他でもなく、生活する中で私を受け止めて下さっている利用者の方々だと痛感したことを思い出しました。
 今、福祉の現場は多忙です。でも、学生たちには将来、「忙しい時ほど優しく」を大切にできる保育士となってほしいと思います。
 試行錯誤の日々、真正面から子どもと向き合った桜井先生のお話から、忘れかけた大切なものを思い出させていただけた気持ちになりました。心より感謝申し上げます。(専任教員 石塚正志)

2018年07月11日

「訓練か誘惑か」寺田 悳英先生

2018年7月11日(水)「訓練か誘惑か」
聖書:マタイによる福音書 6章34節
お話:日本キリスト教団 桂教会 牧師 寺田 悳英 先生

【学生の感想より】
・人は普通自ら苦労することは好まないと思うが、苦労したことで、できなかったことができるようになると次のつながり良いサイクルができると感じた。
・どんな試練が立ちはだかっても、負けずに立ち向かえる勇気を与えてくれたお話しだと思いました。
・信じるというのは、神だけではく、友達、家族、自分自身にも必要だと思う。努力や練習をたくさんすることで、成長し、自分に自身が持てると思う。これからも物事に全力で取り組んでいこう思う。
・苦労することは日々たくさんある。私は何かを信仰しているわけではないが、苦労することで成長できると思う。諦めずに頑張ろうと思った。

 お話の中で先生は、人生における悩みや苦しみが、人を成長させる訓練となるか、逆に心をいじけさせ、時には自暴自棄に至らせるような誘惑となるか、その分かれ目となるのは、いかなる試練の中にあっても神が支えてくださっているという信仰であり、それが今を全力で生きることにつなげてくれ、人を前に進ませ、成長させていくきっかけとなるとお話下さいました。
 私自身も10年前を振り返った時に、先生がお話しされた内容にうなずけることが多いです。当時なら慌てふためいたことでも冷静に対応できるようになっているものがあり、それは、自らが成長している部分だと思っています。ここに至るまでに、信念を持って取り組んだこともありますが、そこに何等かの支えの存在はあったと思います。それが人によるものならば、無意識のレベルの支えかも知れませんし、試練を乗り越えるタイミングやきっかけについては、神の働きかけなのかも知れません。先生がお話しされた「若い時の苦労は買ってでもせよ」という言葉は、先人達の経験から来た言葉なのでしょう。
 これからも試練は課されると思います。ここで大切なのは、自分の存在と関係性をじっくりと考え、感じ取ることではないでしょうか?少しでも人として大きくなれればと思います。考える機会を与えてくださり、ありがとうございました。(総務部:村松 伸哉)


2018年07月25日

「病児の付添入院〜お母さんが笑えるようになるまで〜」高谷 恵美先生

2018年7月25日(水)「病児の付添入院〜お母さんが笑えるようになるまで〜」
聖書:コリントの信徒への手紙二 1章4節
お話:にこにこトマト 代表 高谷 恵美 先生

【学生の感想より】
・プレイルームに出ることができない子どもに工作キットを用意して作ってもらったり、夏祭りやハロウィンがあって、入院が子ども達にとって負担で苦しいことだけじゃなくて、楽しく過ごすことができると知り、にこにこトマトさんの活動に感動しました。
・病気だから・・・ではなく、病気でも楽しめる、病院にいても苦しいことばかりではない、また親へのケアもあり、子どもには強がっていても、実際はそんなに強くない訳だから、その分のケアまでしているボランティアで心のケアの大切さを感じた。
・にこにこトマトさんは病気の子どもと寄り添う保護者の心にもあたたかく寄り添っていると思った。
・実際に体験された先生から、同じ状況におられるお母さんがまた笑えるようになるというお話をお聞きし、人として関わりを持つ大切さを改めて気づかされました。
・付添入院ではお母さん向けの楽しみがあり、「お母さんを元気にしたい」という気持ちがとても伝わってきました。お母さんが元気になる事で子どもも元気になるという言葉がとても心に残りました。
・保育の形は様々であり、私たちは向い合う人に合わせた支援をしなければならないと思いました。病院で過ごす子どもたちのこと、様子は授業の中でしか知ることがなかったので、実際の写真を見せて頂いて、子どもたちの楽しそうな表情がとても印象的でした。

 私も娘を持つひとりの母親として胸が締め付けられる思いでした。子どものためになら命を投げ出すことができると思っている親は少なくないと思います。その、自分の命よりも大切な対象がこの世からいなくなってしまう・・・考えるだけでも、耐え難いです。その想像を絶する辛い経験を乗り越え、入院している子どもたちやそのご家族を笑顔にするためにボランティアをされている先生の生き方に深く感銘を受けました。
 悲しんでいる人、困っている人に自然に手を差し伸べられる人間になりたいと、みんな心では思っていても、実際に行動に移すとなるとなかなか難しいと思います。それを実践されているにこにこトマトさんは本当に素晴らしいと思います。近い将来、保育・福祉現場で働く学生の皆さんにも、色々な角度から色々な支援ができる本当の意味での保育・福祉従事者になってほしいと願います。
 今後も入院している子どもたち、そのご家族に、楽しみ・喜びを与える素晴らしい活動を是非続けていってください。本日は貴重なお話をしていただき、本当にありがとうございました。(総務部 山口 美穂子)

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