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(紙芝居)「やすこちゃんがわらった〜キュックリッヒ先生の愛に育まれて〜」

2018年9月19日(水)チャペル・アワー(紙芝居)「やすこちゃんがわらった〜キュックリッヒ先生の愛に育まれて〜」
聖書:ローマの信徒への手紙12章15節
お話(読み聞かせ)河北 彬充先生

*(紙芝居)「やすこちゃんがわらった〜キュックリッヒ先生の愛に育まれて〜」文:幸若晴子 絵:狩野富貴子/財団法人 キリスト教視聴覚センター 1996年

 本日のチャペル・アワーでは紙芝居の読み聞かせが行なわれました。お話に登場するゲルトルード・エリザベート・キュックリヒ先生(1897〜1976/ドイツ出身)は牧師の家庭に生まれ、24歳の時に宣教師として来日。幼児教育・保育者養成・福祉事業に力を注がれました。第二次世界大戦直後、今の埼玉県加須市に、戦災孤児のための施設、愛泉寮を設立します。お話は愛泉寮での出来事がもとになっている物語です。子どもの想いに寄り添うキュックリッヒ先生の姿から、学生一人ひとりに保育士として大切な気づきが与えられました。

 【学生の感想より】
 ・子どもの行動に、その場だけの判断ではなく、その行動を起こす今までの経緯を知ることで、その行動の意味がわかる。ただ怒るのでは、子どもも悪いことをしたつもりではないので、パニックになると思う。自分を理解してくれる人がいることで、子どもも変わってくると思った。
 ・世の中には、トラウマや過去の出来事で悩みや悲しみを抱えている子どもたちもいる。決して責めずにただ隣にいることが大切である。
 ・子どもと接する保育者になるにあたって、キュックリッヒ先生の寄り添い方、“ダメ”と決めつけず、一人の子どもの背景や状況を考えた上での関わり方を学びました。キュックリッヒ先生のような保育者になりたいです。
 ・人に手を出すから悪い子だというのではなく、子どもがどうして手を上げたのか、その理由をよく考え、抱えている気持ちに少しでも寄り添えるような行動、言葉掛けが必要だと学びました。


 一般的には非常識と思われるやすこちゃんの行動を目の当りにした時、私は果たしてキュックリッヒ先生のように接することができたかどうかを考えると・・・全く自信がありません。恥ずかしい話ですが、キュックリッヒ先生とは真逆できっと注意していたはずです。人は自分の価値観で物事を決めつけて判断しがちですが、それでは物事の本質にはたどり着けないし、解決にもならないのだと思い知らされました。
 本日の紙芝居「やすこちゃんがわらった」の話を通して、どんな人に対しても分け隔てなく温かく見守り寄り添う事が大切なのだと改めて気づかされました。これから保育・福祉従事者となられる学生さんたちには、キュックリッヒ先生のように子どもたちにとって安心できる存在になってほしいと思いました。(総務部 山口 美穂子)

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2018年09月19日 13:51に投稿されたエントリーのページです。

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