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2018年01月10日

「病児たちに培われた愛と希望」佐原 良子先生

2018年1月10日(水)「病児たちに培われた愛と希望」
聖書:コリントの信徒への手紙二 1章3〜7節
お話:心臓病の子どもを守る京都父母の会「パンダ園」代表 佐原 良子先生

【学生の感想より】
・「病気を持った子どもが自分自身を受け入れる、家族もそれを受け入れられる場所がパンダ園だと学ぶことが出来ました。『病気の子どもの友達になるために生まれてきたんだね』の言葉に今、自分が置かれている場所、立場を恨めしく思ったりしている自分がいることにはっとさせられ、頑張らなければという想いになりました。」

・「天にいる天使さんこそ小さいパンダ園を今のパンダ園にしてくれた。亡くなった子がかわいそうではなく、素敵な仕事をしてくれたという言葉が心に残りました。」

・「人と人とが支えあって生きているのだと思いました。佐原先生は自身がお子さんを亡くされているのだと聞いてとても悲しくなりましたが、その辛い悲しい思いが今の佐原先生となっているのだと思いました。」

・「サンタてんし3さい」の絵本を読んだことがあった。今まで、読んだ絵本と違って読んだ後に考えさせられる話だった。そういう本を書かれた先生がいるパンダ園をもっと知りたくなった。」

 
 本日はパンダ園代表の佐原先生にお話をしていただきました。毎年、先生からパンダ園のお話をこのチャペル・アワーで聞かせていただいていますが、何度聞いてもいたたまれない思いになります。佐原先生やパンダ園の方々、そして保護者の方々の想い。幼い子どもたちが天に召されていく経験を継続しながら展開される支援、この耐え難い苦しみと悲しみを乗り越え、子どもたちに愛と希望をもらい、それを活動の力に変えて進んで行かれます。その心の強さはやはりその培われた愛と希望から来るのです。きっと誰もが継続できる活動ではないと思います。
 今回のお話から学生が、福祉の仕事は学校で学ぶ専門性だけではなく、愛と希望いう対人の実践でしか学ぶことが出来ないということ、またその大切さを少しでも理解できたのではないかと思っています。ありがとうございました。
(専任教員:花岡 貴史)

2018年01月17日

「しなやかに強い心」堂腰 きみ子先生

2018年1月17日(水)「しなやかに強い心」
聖書:フィリピの信徒への手紙 1章9〜11節
お話:同志社幼稚園 園長 堂腰きみ子先生

【学生の感想より】
・気持ちを十分に言葉で表出することができない子どもの心を読み取ることが保育者の役割だと考えていたけれど、時には気持ちを読み取っていても、子どもが自分で表出することができる力をつけるよう関わる必要があるとお話から学んだ。優しさの中の厳しさ、柳の木のお話が印象に残っている。まさに保育者に求められる姿だと感じた。

・一つひとつの言葉にものすごく説得力があり、なるほどと思える事ばかりで、当たり前のことが出来ない今、当たり前を改めて考え直すことで、大切だということが分かるのだと思った。3つの事(自己決定ができること、自己責任がとれること、自己選択能力をもつこと)を大切にし、人として、先生として、このような先生になりたいと思った。

・自分も小学校や中学校の時には自分の意見をしっかり言えていたけれど、年々言えなくなっていることに先生の話を聞いて気付きました。これから働く保育士という仕事は、どんな時にでも自分の意志や自分の意見を持っておくことが大切であるので、周りの環境などを日頃から大切にしながら話し合える関係を築いていけたらいいと感じました。

・私もすぐ周りと比べてしまい、何にもできない、もうやりたくないと思う事が多く、失敗したとき、次は完璧にしないととずっと思っていたけれど、そのように思わず、自分ができるところまでやり、失敗を恐れず何度も繰り返すことが大切なのだと気づきました。

 
 堂腰先生が話される一言ひとことには、ギュッと人の心を掴む力があり、お話が始まるやいなや、会場全体が、先生の不思議な力に吸い込まれていきました。「チャペル・アワーで泣いたのは初めてでした」と、レポートの最後に小さな字で書かれているものもあり、学生たちの心、想いがお話から深く動かされた様子が伝わってきました。
 柳の木のように、外見はしなやかで美しく優しいけれど、どんなに強い風にも、深い雪にも耐えられる強い心を持つ…凛とした佇まいの堂腰先生は、真っ直ぐな姿勢でわかりやすくに学生に語ってくださいました。最後に先生からの「しあわせのはひふへほ」という言葉のプレゼントをご紹介します。 「は」・・・半分でいい。 「ひ」…人並みでいい。 「ふ」…普通でいい。 「へ」…平凡でいい。「ほ」…ほどほどでいい。 
 堂腰先生、本日は学びの多い豊かな時間をありがとうございました。
(専任教員 山恭代)

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